散髪前の様子 豆は並ぶと腰より高くなった |
ミニトマトも背を伸ばし始めた。倒れ気味の苗を見つけてよく観察してみると、根もとから5センチほどの範囲で、茎から土に向かって根が伸びていて、なんともたくましい姿だった。直立しているものも、今のところ支柱は必要としていないようだった。
この間発見した自然生えトマトは、草刈り機の犠牲になり、無残な姿になっていた。前回見に行ったときに、3つまだ青い実ができていて、野生の力あふれるトマトはどんな味がするのか、収穫を楽しみにしていたのでとても悲しかった。空きスペースの草刈りを機械でやったらしいのだが、春に植えた花、自然生え赤シソ、こぼれた種で発芽した人参の幼苗、いろいろなものが犠牲になっていた。自然生えトマトの位置は会社側に伝える機会がなかったから仕方がないと言えば仕方がないのだが、どの場所にどの花を植えたかは報告していたので、いくら花が終わって草姿になったとは言え、切り刻まれていて残念に思った。
速くできる道具ほど、観察が足りなくなる。自分たちの区画で、大きくなりすぎた雑草を刈るときは、たいていハサミを使っている。背がかなり伸びた夏草を、ハサミでちょきちょき散髪をして、野菜の根もとに敷いた。これだけ大きくしてから刈ったのでかなりのボリュームだった。たっぷりの養分を土に還してくれるに違いない。