2012/07/25

ジャガイモの収穫

近所の畑から約2週間遅れでジャガイモを収穫した。植えた5個のうち、3つが無事に成長した。茹でてみると、農林1号、きたあかり、さやあかねと全部違う種類で、いずれも自然栽培の食用 芋を種芋にしたものだった。成長しなかった2つはどちらもホームセンターで売っていたF1の種芋で、1つは土の中で腐っているのが出てきて怖かった。

植え付けの2週間ほど前に、米ぬかと腐葉土を畑の土と混ぜて保温し、約1カ月間熟成させた以外は、まったく肥料をやらなかった。植え付けのときに、鶏糞か、油カス+草木灰をと施肥するようにとアドバイスをもらったが、なるべく無肥料に近い状態にしたかったので、何もやらなかった。中耕も土寄せもせず、草も抜かなかった。

掘りたてを茹でてオレガノと
掘り出した芋の肌はつるつるときれいなものだった。きたあかりには2割くらいガサガサの肌のものもあったが、亀の子たわしでゴシゴシ洗えばきれいに取れて、皮ごと食べても舌触りに問題はなかった(我が家では、無農薬・無化学肥料の野菜は皮ごと食べる)。芽かきもしなかったのに、大きないもが出てきた。一番大きいもので、手からはみ出るくらいの大きさだった。

丸ごと茹でて食べてみると、きたあかりは栗のような味だった。農林1号とさやあかねは、あっさりとしながらもほくほくとしてコクがあり、塩もかけずに食べられるほどだった。

できるだけ何もしないのが一番いいということを、ジャガイモも教えてくれた。