少しまき足してもよいかな、と思っているうちに、長い風邪をひいてしばらく畑に行けなくなった。Mが撮ってきてくれた写真を見て、植物に備わった知恵はすごいと改めて思った。
また芽が増えていた。まだ出ていなかった種が、南よりの畝から北よりの畝に飛ばされてきたらしく、北よりの畝に生えた芽が多くなっていた。
大風が吹いて飛ばされた芽があっても、また後から生えてくれていた。固定種・在来種の種だけをまいてあったので、発芽が揃う一般的なF1(一代交配種)とは違い、発芽の時期がずれるというのは本で読んで知っていたが、一斉に芽を出さずに全滅を防ぐことの意義を改めて実感した。
北西の畝 芽がほかの畝よりも多い
新しく出てきた芽たち
風で飛ばされて、畝と通路の境目に根付いた小松菜。
虫に少し食べられているようだが、一番たくましそう。
じゃがいも、初めての発芽。
こちらもじゃがいも。キタアカリ?農林一号?
自然栽培で自家採種の食用芋を、おいしかったので、
タネ用に残しておいて植えたもの。
発芽まで乾かさないように、というのが定説の人参。
乾かないように枯れ草で覆って、頻繁に水やりをしていたものの、
大風で丸裸になり、すっかり乾いてしまった。
あきらめていたころに出てきてくれた。