今ごろになって気づいたのだが、刻んでばらまいた種鞘からこぼれ落ちた種が発芽していた。しかもあちこちで。命の循環を目の当たりにして感動した。
真ん中の双葉が発芽したもの そのすぐ上にあるのが種鞘 赤茶のつぶつぶが種 |
ちょっと日陰になっているところにも3つ発芽していた ただばらまいた種鞘なので 例のごとく、何の菜っ葉かわからない |
真ん中よりやや左にある双葉が野菜 |
まだ熟成が済んでいないと思っていたのだが、充分に発芽する能力ができていたとわかったので、種をとっておくことにした。ばらまいてあった種鞘を拾い集めて、家で種をとった。ハサミで鞘を茎から切り離し、魚を3枚におろすように爪で鞘を割る。透明の薄いプレパラートのような膜を真ん中に挟んで、鞘が合わさっていて、表面にびっしり種が入っていた。未熟過ぎるもの(触ると水分が感じられる)はまだ種が緑色だった。すっかり乾いたものは、赤茶色から焦げ茶色だった。
とれた種 買ったときより多い まさに一粒万倍 |
種をとった後の鞘 |