2012/04/01

葉物が発芽

  3月上旬にまいた葉物の種。なかなか芽が出てこないので、時期が早すぎて、寒さで死んでしまったのだろうかと心配した。
19日に見に行ったら少しずつ芽が見え始めていて、その後、日を追うごとに芽が増えていた。29日に見に行ったら、紫色の小さな芽が一斉に出ていた。「あったかくなったし、今日にしようか~」とでも話し合ったみたいだった。いろんな種を混ぜて播いたので、本葉が出るまで何の芽なのかわからない。
  近所を観察すると、つくしがにょきにょき生え、河津桜が満開になり、あんずの花が三分咲きくらいになった。はこべが広がりはじめて白い花を咲かせ、ホトケノザも背が伸びて赤紫の花がきれいだ。なずなも大きくなって、電車の沿線で野草化した菜の花もたくさん咲いている。野菜の種も出るべき時期がちゃんとわかって芽を出してくれた。気温や地温、種袋に書いてある播種時期ばかりを判断材料にしていた私は愚かだった。
ベランダのカモミールの芽
  ベランダで種をまいて育苗中のカモミールは、20日経っても芽が出なかったので、寒さで死んでしまったものと信じこんで、上からまた播きなおしてしまった。上から撒いた種は本の通り1週間程度で発芽を始めた。しかしよく見ると、同じ頃に少しずつ、その下からも芽が伸びてきた。先に播いた種は死んでしまったのではなく、じっとしてあたたかくなるのを待っていたのだった。カモミールの種は好光性種子で、土はなるべく薄くかけるようにと本には書いてあった。土を厚くかけてしまって、下の種にはかわいそうなことをした。